SNS炎上対策専門家

アフィリエイター記事の文責は誰にあるか?

2021年11月05日


御存知の通りアフィリエイトとは、ある商品の紹介記事から送客や購買に至った場合に、その紹介をした人に成果報酬が支払われるという広告手法です。

J-CASTニュースが、大手製薬会社傘下の企業が実施した、不適切なアフィリエイト広告を指摘しています。



第一三共ヘルスケア商品で「不適切広告」発覚 事前チェックで不備...「再発防止に努める」



この記事では、
1.広告に使用された顔写真がアフィリエイター本人のものではなく、このような使用法が認められていない画像売買サイトのものであった。
2.掲示されているランキングのためのアンケート調査が疑わしい。
という点を指摘しています。

この手のプロモーション活動に対して、広告主が不正を指示していたのなら論外ですが、多くのインフルエンサーを使い、それぞれが書く記事の画像の引用や、アンケート調査が真実かまでをチェックするのは現実的ではないでしょう。

確かに想定されるリスクの洗い出しが不十分だったのかもしれませんが、まるでこの広告主が不適切な広告を出したとの印象を与えかねないリツイートが拡散されていることに違和感が拭えません。