特集レポート

2022年2月特集レポート

2022年02月28日


お店を探す時にインターネットで口コミを見て決めた経験がある人は多いと思います。特に、初めて行くお店や大切な人との食事など失敗できないシーンの時は、口コミを見て決めることもあるでしょう。
ネット上で商品・サービス名を検索すると、口コミが溢れています。様々な口コミサイトがあります。その中でも、Google口コミは、GoogleマップやGoogleの検索結果画面に表示され、登録不要で誰でも口コミを閲覧できます。投稿するのも簡単で、会社や店舗に行ったことがなくても投稿することができます。高評価もありますが、低評価の口コミもあり、特にネット炎上が起こると誹謗中傷な口コミで溢れることがあります。そこで今回は、企業がやるべきGoogle口コミ対応について整理します。

口コミに対する対応について

前提として、企業がGoogle口コミへの対応をするためには、Googleマイビジネスでオーナー確認をする必要があります。オーナー確認をすると、口コミに対して返信ができるようになります。高評価な口コミに対して企業側から返信することで、お客様の満足度を上げて常連化しやすくなります。また、第三者から「お客様を大切にしている会社」だと見え、さらなる集客効果が期待できます。

【高評価な口コミがあった場合】

例:ワインがとてもおいしかった!

○○様
ご利用いただきまして有難うございました。当店では、独自ルートで仕入れた厳選ワインをご用意しています。大切な方との思い出の場所としてもピッタリです。またのお越しをお待ちしております。

  • ・お礼だけでなく、ほめて頂いた内容に触れる
  • ・お店のウリを入れることで、第三者から見ても魅力的なお店に見せる

【低評価な口コミがあった場合】

例:トイレが汚くて最悪。もう行きたくない。

○○様
この度は、ご来店いただきまして有難うございます。また、○○様にご不快な思いをさせてしまいまして、心よりお詫び申し上げます。スタッフ一同、1時間に1回の清掃を徹底していく所存でございます。次回は心地よい時間と空間を提供できるよう致します。再度来店いただけますことを心よりお待ちしてります。

  • ・誠意をもって謝罪すること ・指摘された点について、改善や対策について書く

まとめ

心理学で「ハロー効果」と呼ばれる現象があります。ハロー効果とは、「目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象」であり、例えば、「メジャーリーガーが飲んでいるプロテインなら効果ありそう」と思ってしまう現象です。
Google口コミにも同様で、口コミの対応が丁寧だと、「きっと対応も良くて素敵お店だ」と第三者が思うようになり、集客にも繋がります。
しかし、低評価な口コミでも同じような現象が起き、日常の評価が高くても、低評価な口コミによって「名前は知っているが、対応悪そう」というイメージが先行するようになります。
しかし、FC展開や多店舗運営している企業は、店舗ごとのGoogle口コミまで追い切れず、放置してしまっているかもしれません。そこで弊社では、Google口コミをリアルタイムで自動収集できるシステムを提供しています。情報を一元化でき、簡単にGoogle口コミを管理することが可能です。そのうえで、レピュテーションリスク(企業の評判リスク)に対して、弊社から対応策の助言をおこないます。この機会に、自社のGoogle口コミを見直してみてはいかがでしょうか