昨今、SNS上では第三者が著名人や法人になりすますことで、ユーザーから個人情報や金銭をだまし取る不正行為が増加しています。
一方で、SNSを通じて顧客との接点強化を図る企業の取り組みは今後更に加速するものと思われ、そのような取り組みを行う企業にとっては、SNSなりすましへの対策も急務と考えます。
そこで本セミナーでは、SNSなりすまし被害の状況、企業への影響、具体的対処法について、ソーシャルリスク対策および危機管理広報の専門家が解説します。
■プログラム
1.SNS上のなりすまし事例とその対応について
講師:SOMPOリスクマネジメント株式会社 主任コンサルタント 渡邉 幹雄 氏
近年、「なりすまし」による被害は増加しており、なりすまし行為はSNS上でも確認されます。本パートでは、SNS上の「なりすまし」による詐欺行為や被害企業の対応を紹介し、「なりすまし」に関する現状について、企業が受ける影響とそのリスクについて解説します。
2.なりすましアカウント発見時の具体的対処方法について
講師:株式会社リリーフサイン 取締役 浅野 泰伸 氏
SNSプラットフォーム事業者に対し早急ななりすまし被害対策が叫ばれているなか、実際になりすましアカウントが発見された際に企業が取るべき具体的な対処方法と、直近の業界の動向について解説します。
3.なりすまし発見後の危機管理広報とは
講師:SOMPOリスクマネジメント株式会社 主任コンサルタント 鶴 信吾 氏
「なりすまし」をされた企業や個人は、詐欺事件等の被害者に「何も対策をしてくれなかった」という捉え方をされる可能性があります。対策を行う義務や法的な責任はありませんが、積極的に注意喚起情報を発信し、加害者に厳正な措置をとる姿勢をみせることで、レピュテーションを上げることは可能です。本パートでは、大切なステークホルダーの被害を防止するために必要な対応について、危機管理広報の観点から解説します。